
この写真だけ見ても、何をどうしているかわかりませんよね??
これは、直径50cm、長さ4mのカシの木の大木を、1mに切りそろえているところです。
何に使うかと言いますと、斧の柄やツルハシの柄になるんです。
カシの木は、日本でいちばん堅い木なので、このように力がかかっても耐えられるような道具に昔から使われています。
カシは、漢字で「木」偏に「堅」と書くのも理解できます。
そして、節でボコボコしているところは、とってもいい薪になるんです。
そんなカシの木ですが、立派なものはなかなか手に入りにくいので、あちこち探し回らなくてはなりません。
カシの木は常緑樹で、6月前後を除けば年中深い緑色の葉っぱを付けているので、特にこの冬の時期は山の中で見つけやすいです。