メッシュボックス一杯に必要な原木はどれくらい?
薪は、1立方メートルとか1トンとかで取引されることが多いです。
手持ちの薪ラックに入る量は簡単なかけ算でわかりますので、これを目安に必要な量を購入したり、
「我が家では1シーズンでだいたい2立方メートルくらい使うかな。」という判断ができます。
こちらは薪の流通でよく使われているメッシュボックスです。幅1.2m×高さ80cm×奥行1mで、だいたい1立方メートルくらいの量が入ります。
では、このメッシュボックスを薪で一杯にするのに必要な原木はどれくらいかというと、これくらいです。
計ってみると、直径40cmで長さが3メートルあります。重量は700kgにもなります。
カシの薪の場合、未乾燥の状態でメッシュボックス一杯にして700kgですので、わかりやすい例として紹介しました。
もし1シーズンで2立方メートルくらいの薪を消費する場合、直径40cmの大木1本を薪ストーブで燃やす、ということになります。
この原木が山で伐採され、薪となり運ばれる。
そこまでの過程のことを改めて考えると、とても感慨深いです。