
自然乾燥
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自然素材
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厳選樹種
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薪を乾かしてくれるのは、自然の恵み「風」と「太陽」。そして、「時間」という四季のスパイス。蒸発した水分は雨となり森に降りそそぎ、再び樹を育ててくれます。
今、太陽光発電が盛んですが、実は薪の原料となる樹木も、何十年と歳月をかけて太陽光と二酸化炭素を「葉っぱ」で光合成することにより幹に蓄えられた、「一周遅れの太陽光エネルギー」なのです。 |
グランピング施設やキャンプ場には、縄で縛って納品いたします。
「薪はハリガネで束ねる」という常識に疑問を感じ、隣に縄工場があったこともあり、当初から結束には昔ながらの燃やせるワラ縄を使用しています。 昔から伝わる、「有るを尽くす」精神で、最後まで環境に配慮しました。また、薪を運ぶときにハリガネのように身に食い込まず、持ちやすいのも特徴です。 |
原材料は、厳しい自然が残る山陰地方で伐採された広葉樹です。特に、長州カシの流れを汲む山陰カシは昔から最高級とされ、100年前に初代久吉が大阪から舞鶴にやってきたのも、このためと伝えられています。
現在では、主に山陰地方の木材市場で薪に適した樹種を厳選し、材料を調達しています。 |
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そのようなことが起こらないよう、当社ではこれまでずっと乾燥の方法に改良を加えて現在の乾燥方法にたどりつきました。
もし運良く測定する機会があれば以下の事項に注意してぜひ測定してみてください。
なお、当社では、サンプルの薪を半分に割った面の含水率が15%~20%となった状態の薪を出荷しています。
1.木材水分計の種類
木材水分計には、大別して高周波型水分計と電気抵抗型水分計があります。
いずれも、木材に含まれる水の物理化学的性質を利用したものです。
【高周波型水分計】
水分を含んだ木材に高周波の電磁波を与えると水分子に電気が蓄えられます。
この量を測定して水分の多少を判断します。セーターでこすった下敷きを頭に近付けると髪の毛がくっつくのと同じ原理です。
木材を傷付けることなく全体の含水率を測定できるのが特徴ですが、機器が高価な割りに測定結果が不安定です。
【電気抵抗式水分計】
木材組織そのものは絶縁体ですが水は電気を通しますので電気抵抗を測定することにより水分の多少を判断します。
測定原理が単純明解で、非常に一般的ですが、端子を突き刺しますので、木材を傷付けてしまうこと、また、測定した面の結果しか得られないという短所があります。
2.電気抵抗式水分計による測定での注意点
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一年乾燥させた木材では、表面も内部もほとんど差がありません。
縄は、京都府で2 件しか残っていないという、近所の縄屋さん(株)フジタ様で作っていただいています。
どのようにして縄が出来上がるかを聞いてみましたので、紹介しましょう。
縄の原料となる干しワラ
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縄のひげを取る作業
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縄の原料は、舞鶴市内の農家との契約で、直接取りに行かれます。 近年、農業機械の効率化により、ワラが不足気味だそうです。 |
特殊な機械で作られた縄には、細かいヒゲが突出していて、触るとチクチクします。 取り除かれたヒゲは、畑にまいて肥やしにします。 |
縄の完成
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しめ縄
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完成した2分縄です。5玉を1セットにして、それも縄でまとめてあります。フジタさんの縄は、芯に麻が通っていて、とても強く切れにくい構造となっています。 薪をくくるのには、束にしたときの持ちやすさ、縛りやすさなどから2 分縄が最適です。このように、お届けする薪を縛ってある縄は、もとはと言えば、舞鶴の土地や農家の方が育んだ稲が原料となっているのです。 |
最近では、しめ縄も製造にとりかかっておられます。 |
この地方の木は、気候が寒冷なため、成長が遅く身の引き締まったものとなるようです。
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