製材機のメンテナンスしました

原木を製材するときに使う製材機です。
上下に大きな車輪があって、その中心にタイヤの軸のようなシャフトが通っています。
そのシャフトを支えるのが「ベアリング」または「軸受け」という部品です。
毎日、何千万回転もするので、定期的に潤滑油(グリース)を補充していかないといけません。
これを怠ると、ベアリングが熱を持ってガラガラと音をたててこわれてしまいます。
1年に1回、ベアリングの蓋を開けてグリースを交換します。
上部のベアリングはおが屑があまりかからないので比較的きれいですが、
下部のベアリングはおがくずが微量ながらも入ってくるので、こんなふうに真っ黒に変色しています。
一旦、汚れたグリースを取り除いて、新しいグリースを新たに充填します。
以前は年末の寒い時期に行っていましたが、最近は気候のよいゴールデンウィークあたりにするようにしています。
これで、また1年安心して製材することができます。